労働集約から抜け出す独自戦略

24時間仕事から離れられない不安を消す「非同期型」ビジネスのすすめ

はじめに

副業、考えていますか?

本業とは別に副業をしようとしているということは、本業だけでは実現できない何かがあるということだと思うんです。お金を稼ぎたい、スキルを伸ばしたい、もっと自由な時間を作りたい。理由は何でもいいと思っています。あなたが納得できるものなら、目的まで僕に合わせる必要はありません。

ただ、一つだけ考えてみてほしいことがあります。

副業をするということは、それだけ時間を使うということです。

当たり前に聞こえるかもしれません。でも、ここを軽く見ていると、副業が「もう一つの仕事」になってしまう。本業で消耗して、副業でさらに消耗して、気づいたら何のために副業を始めたのか分からなくなる。実際に、僕はそうなりました笑

だからこそ、「何で稼ぐか」より先に考えるべきことがあると思っています。

本業一本でやるときとは違う、時間の使い方を再設計する。これが副業を始める前に一番やっておくべきことだと、失敗を重ねながら気づいたんです。

「本業の延長」という罠にはまってしまう

副業を始めようとするとき、多くの人が最初に考えるのは「何で稼ぐか」だと思うんです。ブログ、YouTube、ライティング、プログラミング、せどり。副業の種類を調べて、自分に合いそうなものを探し始める。

でも、僕がやってしまったのは「本業と同じ疲れ方をする副業」を選ぶことでした。

本業でクライアントに振り回され、帰り道でメールを確認し、夜中にSlackの通知が来て。それをなんとかしたくて副業を始めたはずなのに、副業でも誰かに連絡して、返事を待って、「いつ終わるか分からない」状態になる。

これって、副業を始める前と何も変わっていないんですよね。

時間の使い方を変えようとしているのに、時間の構造を変えていない。

コーチングやコンサル、ライティングの受託など、クライアントワーク系の副業をやっていたことがあるんです。最初はよかった。でも慣れてくると、「今日の夜は対応しなければいけない」という義務感が生まれてきて。本業で疲れている日でも「返事を遅らせてはいけない」という感覚に縛られていきました。

副業なのに、休日が休日じゃなくなる。

副業なのに、寝る前まで相手のことが気になる。

副業に自分の生活をコントロールされてしまっているんですよね。

ずっと続けているのに終わる気がしない。

もうこうなってしまったら、むしろ副業なんてやらない方がいい。
やればやるほど追い詰められていて、家族からも「もうそんなに無理しなくていい」と心配される始末。

おそらく、僕の顔はだいぶ死んでいたんだと思います。

脳というのは、一日に選択できる回数に上限があるそうです。
何かの決定を下せば、また考えるための脳のスペースが空くのではなくて、決定の時に生まれた小さなごみが積もり積もっていく。
このごみをゴミ捨て場に持っていくのが睡眠というわけです。

すでに紐を結ぶことのできないくらい詰め込んでしまったゴミ袋にまだごみを詰め込もうとしている。
そんな生活を気付いていたら続けてしまっていました。

だから、パンパンになる前にゴミをしっかりゴミ捨て場に持っていけるように、副業を設計していく必要があると僕は実感したんです。

「やりたくないこと」から設計する

じゃあ、どうすればいいのか。

僕が行き着いたのは、「やりたいことリスト」ではなく「やりたくないことリスト」を先に作るということです。

副業の文脈で「やりたいこと」を聞かれると、多くの人は「お金を稼ぎたい」「スキルを活かしたい」と答えます。でも、それだけじゃ副業の設計はできないんです。なぜなら、「お金を稼げるなら何でもやります」という姿勢は、結局「断れない自分」を生み出すから。気づいたら本業より忙しくなっていた、なんてことにもなりかねない。

僕がリストアップした「やりたくないこと」はこんな感じでした。

夜に連絡が来る副業はやりたくない。

休日に対応しなければいけない副業はやりたくない。

人の顔色を伺いながら動く副業はやりたくない。

誰かに指示されてやる副業はやりたくない。

こう書いてみると、かなりわがままに見えますよね笑

でも、リストアップしてみて気づいたのは、「自分が本業で一番疲れているポイントが、全部ここに詰まっている」ということだったんです。

本業で疲れている原因を、副業でも繰り返す必要は全くない。むしろ、副業だからこそ「本業でできなかった、やりたくないことの排除」を徹底できるんです。このやりたくないことリストが固まってくると、自然と「じゃあどんな副業が残るのか」が見えてきます。

「同期型」ではなく「非同期型」を選ぶ

副業には大きく分けて2種類あると思っています。

「同期型」と「非同期型」です。

同期型というのは、誰かと時間を合わせる必要がある副業のことです。コーチング、コンサルティング、家庭教師、クライアントワーク全般がこれに当たります。相手が求めているときに、自分が動ける状態でなければいけない。もちろん、人とつながることが好きな人にとっては、この形が向いているかもしれません。でも、本業でもう十分に人とつながっている人にとっては、これは疲れの上塗りになりかねない。

非同期型は、自分が動いたタイミングと、相手が受け取るタイミングがズレていても成立する副業です。ブログ、YouTube、note、アフィリエイト。記事を書いたのは昨日でも、読まれるのは1年後でも、価値を届けられる。誰かに「今すぐ対応してください」と言われる必要がない。

これ、地味に大きな違いなんですよね。

本業で「誰かと時間を合わせること」に疲弊している人にとって、同期型の副業は本業の疲れを倍増させます。一方で非同期型であれば、今日は書けなかった、今週は動けなかった、それでも積み上げたものが消えるわけじゃない。

頑張るほど、後がどんどん楽になる。

書いた記事が数年単位で勝手に営業してくれるお店になる。ゲームで言えば、スキルポイントをこつこつ振り続けたキャラクターが、後半になってから強くなっていくような感覚です。何ターンもかかって倒していたはずの敵が、戦国BASARAのモブ兵士みたいにただ斬り捨てられるだけの雑魚になってしまうんです。

もちろん、最初の土台を作るのには時間がかかります。

途方もない笑

モチベーションが続くかも、そもそもネタが出せるかもわからない。書いた記事がすぐに評価されないこともある。「なんで誰も読んでくれないんだろう」と思う時期は、確実に来ます。

でも、本業では、頑張った分だけ今日の評価に反映されます。副業(ブログアフィリエイト)では、頑張った分だけ未来の自分が楽になる。この違いが、時間の使い方の本質的な再設計だと僕は思っています。

おわりに

本業で人とつながることが当たり前なら、副業ではあえて人とつながらないことを追求してみる。

これって、人付き合いで消耗してしまう僕らにとっては、けっこうクソ真面目に向き合う価値のあることだと僕は思っています。

副業は、誰かから指示されてやるものじゃない。だからこそ「やりたくないこと」をしっかり定義して、やりたくないことをやらずに進める方法を探せる。本業では上司がいて、クライアントがいて、組織の都合がある。断れないし、嫌でも合わせなければいけない場面が出てくる。でも副業には、それがない。

ストレスのかからない働き方を選ぶことは、わがままじゃないんじゃないかなと思うんです。

だって、副業でまでストレスを抱える必要なんてどこにもないんだから。

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